弟がおみやげに海の幸を買いたいというので、道端で見つけた魚屋さんへ。お店のおじさんおばさんおばあさんといつの間にか仲良しになり（一人息子が私と同じ年らしい）、なんと採れたてのカニを一匹丸ごとくれました。こんな新鮮で美味しいカニは食べたことがありません。良い事はあるものですね～どうもありがとう。せっかく佐渡に来たので夕日を見たかったのですが、あいにく天気がいまいちで見ることができませんでした(>_<)



相川の宿での食事は、佐渡ならではの新鮮な海の幸がいっぱい。この宿は特に海藻類が名物らしく、さまざまな種類のもずく？海藻と、採れたてのお刺身にサザエにあわびにヒラメにアジに・・、とにかくたくさん出てきました。



夕食の後は、偶然にも旅行中3回目のお祭りに遭遇。鉱山祭という太鼓が名物のお祭りに行きました。どこから集まったのか、さすがに人が集まっていました。そういえば、お祭りの割りに宿には4～5組しか宿泊客がいなかったのはさすがに佐渡(^^;)　ちょっと心配です…。



太鼓の後は花火。こちらは小規模な花火大会で、宿からゆったりと見ることができました。



帰りは右回りで海沿いを車で走り、良い景色を眺めつつ15時のフェリーに遅れないように…佐渡はかなり広いので最低でも2泊は必要みたいです。相川を過ぎると海の町らしい独特のひなびた雰囲気があります。



下写真は大野亀という日本最大の1つ岩らしいです。上ることもできますが時間がないので見るだけ…。



帰りは佐渡で最も栄えている両津港からフェリーで新潟港へ。両津港で食べた寿司もとても美味しかったです。



佐渡は観光地というよりただの島です。人々ものんびりしていて、広くて（東京23区くらいらしい）、なのに人も少ないし、便利でもないし、コンビニなんて見かけたのは1件、お土産やでうるさくお土産を勧められたりもないし、というよりお土産屋自体あまりありません。ガイドもないので、どこに行っていいかもわからず…。何度も行かないときっと本当の素晴らしさがわからないでしょう。日本はどこに行っても観光地化されている中で、そうでない佐渡は貴重な所。でももうちょっと観光客が増えると良いかなと思います。

今年の夏は去年に地震で行けなかった母親の故郷でもある新潟県柏崎市と、今年の旅行は母親も一緒だったので（ついでに兄弟も一緒に）母親のかねてからの念願でもあった佐渡に行くことになりました。



祖父の墓参りを済ませて親戚の家に行き、夜は花火の定番コース。柏崎の花火は日本有数の花火大会、都会では見られない壮大なスケールです。今年は雨こそぎりぎり降りませんでしたが、柏崎の花火はどうも天候に恵まれません…。雨は問題外ですが、大きな花火大会ほど風が必要で、なぜなら風が吹かないと煙だらけで全く見えなくなるんです。打ち上げ数が少ない花火大会なら煙も少ないのでその心配はないのですが…、大きい花火大会だからこその悩み。この煙、どうにか対策をして欲しいです。最後の3尺玉2発が煙で全く見れなかったのは残念でした。



今年の柏崎の花火は土曜日の開催ということと地震で有名になったためか、人が3倍くらい多かったような気がします。帰りは元地元民の知識と親戚を頼りに、裏技で超渋滞をすんなり抜けて、次の日の佐渡行きのフェリーのために直江津に泊まりました。



はりきって朝7時のフェリーです。2時間半かけて佐渡の小木港に到着。第一の目的は、小木港から車でちょっと行った所にある「宿根木」という昔から続く舟大工の町。



小さな一画で、実際に人が住んでいますが何件かは公開していて中も見ることができます。それにしても人が少ない…。どこにいっても観光地化されている現代で、このような昔の風景がそのまま残っているのは本当に素晴らしいです。どうやら佐渡はいわゆる観光地ではなく、本当の意味での観光地というか、人の生活と自然が残る原風景なのだと思います。





行ったその日はちょうど白山祭（だったかな？）というお祭りの日。サザエのつぼ焼きが100円、帆立は200円、さすが佐渡！安いです。どうみても人口が少ないのに周りは海で囲われてますから、サザエなんて取れ放題食べ放題という感じなのでしょう。



ドライブしながら宿泊地の相川方面へ、有名な佐渡金山に行きました。ここだけ佐渡で唯一賑わっていたような気がします。





佐渡は江戸～明治～大正～昭和とあらゆる歴史を感じることができる場所がたくさんあります。

続く