「どうやったら音楽家になれるのか?」
「うちの子は音大に行けるのか?」
これは非常によくある問合せです。一見難しい質問ではあるのですが(才能といってしまえば簡単ですが…)、アドバイスを求める前に最低限の条件をクリアしているでしょうか?
では最低限の条件とは…
1日3時間以上の練習
音楽を1日1時間以上聴く (練習時間は含まず)
小学生以下ならそれなりに見合った時間として、中学生以上であれば上の2つは絶対の条件、どちらかが欠けてもダメ。もしこれができない、またはこれをできる環境にないのであれば、残念ながら難しいということになるでしょう。もちろん楽器によって、人によって、時によっての違いもあります。しかし、やると決めた上でそれが実行できないのであれば厳しいということです。
「うちは私達(両親)が音楽家ではないから…」
「親が音楽のことをよく知らないから…」
今どき親が音楽家であることなんて、むしろ少ないです。きっと10人に1人もいないのでは…(森音の先生だと高木・友田・是澤先生くらいかな)。今はいつでもどこでも音楽が聴ける時代ですから。ただし、親が音楽好きであることは大きく影響しているようで、音楽家の親がクラシック好きである確率は非常に高いです。両親が音楽に全く興味が無い環境に育ち、子供が音楽家になったことはあまり聴いたことがありません。ようは…
生活と音楽が日々共である
これは②にも通じることです。何気ない時に家庭に音楽がある、たまにコンサートにも出かける、週1で賛美歌を歌いに行く、なんていうのも「生活=音楽」と言えるでしょう。
幼少からすごく練習したのに音楽家に慣れなかった、途中であきらめた、なんていうこともよく聞きます。練習しても上手にならない? どれか抜けてないですか? 心の底から音楽が好きなのであれば、自然と条件は揃っているはず。もしそうでないのであれば、親が何かしらの形で邪魔していることも…。
先生? 進み具合? 練習方法? そういったことはその次のお話。もし上記を実行していないのであれば、試しにやってみてはいかがでしょう。
相談される場合はたいてい遅れているケースがほとんど。だったら、条件はよりきつくなるわけです。音楽は楽しいもの、聴くのも、弾くのも。その能力が高まればもっと楽しい。一生の趣味としても良し、そして音楽を通じてあらゆる発見もできる。ただ、それを仕事とするとなると話は一変。大人が仕事をするのと同じように、楽しいとか辛いとかつまらないとか・・そんな次元でなく、決断したその時から使命感を持って取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。
「うちの子は音大に行けるのか?」
これは非常によくある問合せです。一見難しい質問ではあるのですが(才能といってしまえば簡単ですが…)、アドバイスを求める前に最低限の条件をクリアしているでしょうか?
では最低限の条件とは…
1日3時間以上の練習
音楽を1日1時間以上聴く (練習時間は含まず)
小学生以下ならそれなりに見合った時間として、中学生以上であれば上の2つは絶対の条件、どちらかが欠けてもダメ。もしこれができない、またはこれをできる環境にないのであれば、残念ながら難しいということになるでしょう。もちろん楽器によって、人によって、時によっての違いもあります。しかし、やると決めた上でそれが実行できないのであれば厳しいということです。
「うちは私達(両親)が音楽家ではないから…」
「親が音楽のことをよく知らないから…」
今どき親が音楽家であることなんて、むしろ少ないです。きっと10人に1人もいないのでは…(森音の先生だと高木・友田・是澤先生くらいかな)。今はいつでもどこでも音楽が聴ける時代ですから。ただし、親が音楽好きであることは大きく影響しているようで、音楽家の親がクラシック好きである確率は非常に高いです。両親が音楽に全く興味が無い環境に育ち、子供が音楽家になったことはあまり聴いたことがありません。ようは…
生活と音楽が日々共である
これは②にも通じることです。何気ない時に家庭に音楽がある、たまにコンサートにも出かける、週1で賛美歌を歌いに行く、なんていうのも「生活=音楽」と言えるでしょう。
幼少からすごく練習したのに音楽家に慣れなかった、途中であきらめた、なんていうこともよく聞きます。練習しても上手にならない? どれか抜けてないですか? 心の底から音楽が好きなのであれば、自然と条件は揃っているはず。もしそうでないのであれば、親が何かしらの形で邪魔していることも…。
先生? 進み具合? 練習方法? そういったことはその次のお話。もし上記を実行していないのであれば、試しにやってみてはいかがでしょう。
相談される場合はたいてい遅れているケースがほとんど。だったら、条件はよりきつくなるわけです。音楽は楽しいもの、聴くのも、弾くのも。その能力が高まればもっと楽しい。一生の趣味としても良し、そして音楽を通じてあらゆる発見もできる。ただ、それを仕事とするとなると話は一変。大人が仕事をするのと同じように、楽しいとか辛いとかつまらないとか・・そんな次元でなく、決断したその時から使命感を持って取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。